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就活は誰のためにする?

いよいよ就職活動も本番期。ところであなたは、『誰のための就活か』を考えたことがありますか?就職活動は誰のためにするのか、もしも質問をされたら、みなさんは何と答えますか?


おそらく多くの人は『自分のため』と答えるでしょう。

しかし、就活を受け身の姿勢ですすめる学生さんが非常に多いのが現状。みなさんの就活が本格化する前に、一度、自分のための就活ができるように『考える機会』を設けていただきたいと思います。


採用側と就活生の意識のギャップ


当社は、就活講座とキャリアアップ講座のスクール塾『シゴトの学び舎』を運営しておりますが、一方で、人材採用を行っている一企業でもあります。会社説明会や採用試験、面接などの機会には、企業側の人間としては、自社を理解したり興味を持ってもらえるように熱心に説明をしますし、学生さんの話にも真剣に耳を傾けます。いっしょに働きたいと思ってもらえる会社になるよう努力しているつもりです。このような企業側の動きというのは、どの企業さんも同じなはずです。


では、学生さんはどうでしょう?例えば、会社説明会で...もちろん一生懸命、企業側の話に耳を傾けている学生さんがほとんどですが、一方で、ただ聞いているだけという印象も強く残ります。主体性?責任感?当事者意識?どう表現したらいいのかわかりませんが、就活は、あなたが自分の望む将来を選択するためにしているのでは?と聞きたくなるほど、受け身の姿勢で、静かにその場に座っている方が多いのが現実です。


とても大事な『熱意』


みなさん自身のことにおきかえて想像してみてください。会社は恋愛感情を抱いている相手です。大好きな相手に対して、相手のことをもっと知りたいという感情が湧いてきますよね。同じように興味のある企業に対しては、「もっと知りたい」という気持ちが湧きますし、自然と企業研究にも熱心に取り組むはずです。当然、企業と直接会う機会には、積極的に質問をしたり、表情豊かに話を聞いたり...そういう『伝わってくるもの』を企業側は学生さんから感じとり、また、学生さんに期待しています。だから、『熱意』という感情は就活生にとって非常に重要ですし、要所要所で上手に伝えられるようになるのが理想的です。


志望企業の内定を獲得するために


就活は、みなさんが初めて体験するビジネスパーソンとしての活動です。企業側のスケジュール、企業側の視点で選考が行われ、企業側の基準に合致した学生だけが最終的に『採用内定』されます。企業側の基準をあらかじめ知ることは困難なので、当然就活における『正解』はわからず、みなさんにとって慣れないことが多い就活では、不安や悩みが尽きません。そういう時にこそ、就職スクールや就活塾は心強い味方になってくれます。就活には、さまざまな方法で情報収集しても、自分ひとりでは想定できないことや準備できないことがあります。そういう自分の努力ではどうしようもない部分については、豊富な経験や専門知識を備えた講師やカウンセラーが、的確なアドバイスを行い、内定を実現し、あなたの望む将来像が現実のものになるようにサポートします。

自分の長いキャリアを考えるうえで、「就活」の時期は、人生の重要なターニングポイントです。自分が成し遂げたいことを真剣に考えるこの時期を悔いの内容に過ごしていただきたいと思います。



(第7回に続く)


【関係ワード】  就活セミナー2014  シゴトの学び舎

2014.12.18  長野知鶴  (キャリアコンサルタント|人事・人材開発|教育研修|産業カウンセラー)


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